学資保険って本当に必要?こどもが生まれたら考える教育資金の貯め方。

子どもが生まれたら、たくさんの喜びや幸せと共に
“親としての責任”や“子どもの将来”など、考えることがたくさん出てきますね(^^)

「子どもが生まれてからは、バタバタしてゆっくり時間が取れない…」

と言って、考えなければいけない事を後回しにしてしまった為に
後悔しているご家庭をたくさん見てきました。

今回は、子どもが生まれるタイミングで、特にご相談の多い
教育資金の効率的な貯め方についてお話していきたいと思います!

教育資金を貯め始めるベストタイミングとは?

「貯金を始めるのはいつからがベストですか?」とよく聞かれますが

ベストは妊娠がわかったらすぐにでも!
早い方だと結婚してすぐに、先を見通して計画を立てています(^^)

同じ月1万円の貯金でも、1年早くスタートした方は
それだけで12万円も多く貯めることが出来ます。

貯金をする上で“時間”は、力強い味方になってくれます。

子どもが生まれたら、親やママ友から「学資保険に入った方がいいよ」
と言われたことがある方は多いと思います。

でも学資保険に入ると何かいいことがあるの?
銀行にそのまま置いておくのと何が違うの?
と疑問がわいてくると思います。

学資保険ってどんなもの?何のために入るの?

学資保険に入ることで、大きく5つのメリットがあります。

1.決められた金額をコツコツ貯めることで、計画的な貯蓄が可能となる。

2.契約者(パパ、ママのいずれか)の死亡保障がついている。
⇒パパ、ママに万が一のことがあっても、お子様が教育資金に困らないように。

3.長期間保険会社に預けることになるため、所定の予定利率で運用され
運用利益を受け取ることができる。

4.強制的に貯金ができる。
手元にあると使ってしまう・・・そんなリスクを軽減させます。

5.保険料控除の対象となり節税にもつながる。

このようなメリットに魅力を感じ、多くのパパとママから学資保険は選ばれています。

将来の学費って一体いくら貯めればいいの?

それでは、実際に教育資金がどれだけかかるのか見てみましょう。

★教育資金の目安★

一般的に言われているのが、子ども一人につき約1,000万円。

ただしこれは、幼稚園~大学まですべて“国公立”に通った場合の目安です。

ではすべて“私立”に通った場合は?

すべて私立に通った場合は、約2,000万円。

なんと2倍の教育費が必要になります。

私立か公立かによってかかる費用は大きく異なります。
特に、大学や専門学校など最終教育機関は
専門性が高いため費用も高くなる傾向があります。

少なく見積もっても、子ども1人あたり1,000万円もの教育資金が費用が必要となります。

・子どもの夢を叶えてあげたい。
・子どもの選択肢を広げてあげたい。
・人並みの教育環境は与えてあげたい。

親であれば多くの方がそう感じるのではないでしょうか。

さて、ここまで1,000万円程度は教育資金がかかることは学びました。
しかし、仕事をして収入さえあれば
子どもが小さいうちは教育費を捻出することは可能でしょう。

しかしながら、高校・大学・専門学校と義務教育期間が終了すれば、
高度な教育となりコストがかさむ傾向にあります。

近隣に学びたい学校がない場合は、
下宿費用・交通費・生活費等も準備しておかなければ、
安心して教育を受けさせてあげることはできません。

とはいえ、学費ばかりに気を取られ、日々の生活が苦しくなっても意味がありません。
親としてやってあげられる範囲、無理のない範囲でお金を貯めていきましょう。

貯金する金額の決め方は?

1.目標金額を設定してスタートする方法
『◯◯万円は必要だから、目標に向かって月々◯◯万円貯めよう!』

2.月々の貯金額を設定する方法
『月◯◯万円貯められるから、結果として◯◯万円貯まる!』

という考え方と、大きく2通りがあります。
どちらかが決まれば、あとはそれを何年間支払うことが出来るかを考えます。

例)毎月支払える金額を貯めていく場合

・毎月1万円を15年間貯めた場合
1万円×12ヶ月×15年間=180万円となります。

・2万円であれば360万円
・3万円であれば540万円。

例)目標金額を決めて開始する場合(目標金額500万円)

500万円を15年で貯める場合

500万円÷15年=年間33.3万円
毎月2.8万円ペースで達成可能ということになります。

ただし、これはあくまで教育資金だけについてです。

子どもへの支出は食費、生活費
などを拠出したうえでこれだけを確保する必要があります。

効率よく教育資金を貯めるにはどうすればいいの?

銀行の預金、タンス貯金、財形貯蓄、などなど方法は色々ありますが、
おすすめは保険で貯蓄することです。

既にここまでお読みいただいている方はわかると思いますが、
保険は運用、保障、節税のバランスの良さが優れています。

もちろんすべてを保険で備えればいいということではありませんが、
子育て中に親に万が一があった時に銀行の預金では、保障がありません。

子育て中のパパやママの貯金方法として、

保険は最良の選択肢と言えるのではないでしょうか。

支払い原資として、まず一般世帯であれば児童手当も受給できます。
給与から教育資金の捻出が難しい場合は、
最低限この児童手当分を貯蓄していくことをおすすめします。

15年間満額受給する場合、
合計で200万円近くもの金額を受け取ることができます。
これをそのままにしておくのはもったいないです。

0歳から3歳までは、月額15,000円
3歳から15歳までは、月額10,000円が受給できます。

実際には年間3回の受給のため
4か月ごとに受け取るということになります。

もちろんこれだけでは、教育費としては不足しています。
給与の中から家計を圧迫しすぎないように注意を払って蓄えていきましょう。

少しずつ、少しずつ、期間をかけて貯めていく・・・これが教育資金の蓄え方です。

親がすべてを支払えない場合は、
子どもが夢をあきらめなければいけない、というわけではありません。
奨学金(子どもの借金)を借りて学ぶという選択肢もあります。

あくまで借りているお金ですから、一般的には返済義務が生じますが
成績によっては返済不要のものもあります。

まとめ

子どもの成長のスピードには、いつも驚かされます。
後回しにしていくと、どんどんスタートが遅くなってしまいます。
思い立ったらすぐにでもスタートを切りましょう!

しかし、保険で貯めるといっても
運用利率も、加入時の健康状態の診査もすべての保険会社が同じではありません。

保険のプロに相談して、色々な商品を見比べてみてください。
あなたの期待以上の答えがかえってくるかもしれません(*^^*)